チャンプルースタディの研究成果に基づいた学校給食レシピの開発と評価プロジェクト
成果発表講演会

「チャンプルースタディ」とは、沖縄野菜が主な食材となっている伝統的な沖縄食を基にして、
現代的なメニューを開発しそれを対象者に食べてもらい、その健康への影響を評価するという
食事介入型研究で、琉球大学大学院医学研究科（等々力 英美 准教授）が中心となって
取り組んでいるものです。

　この研究成果を活用し、小児肥満や小児生活習慣病の予防をねらいとして、減塩と
摂取エネルギー低減（野菜摂取量の増大）に着目した、学校給食メニューの開発を、
西大学院（西大八重子院長）、沖縄県学校栄養士会（会長 根川 文枝）が連携して実施し、
レシピ集としてとりまとめました。そして今回、学校給食現場の８人の管理栄養士が考案した
３２のレシピの中から、８つのレシピを選択し小学生の子供達やその父母に試食・評価してもらいました。

これらの成果を広く県内の学校給食の関係者や父母・ＰＴＡの方々、さらには外食業界や
農業生産者、あるいは食育や地産地消に携わる方々等に広く周知することで、生活習慣病
予防のための減塩と野菜摂取に焦点をおいた「チャンプルースタディ」な食事を楽しんでいただきたく、
成果発表講演会を開催することと致しました。
ご多忙の時節とは存じますが、ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日時：平成２４年３月１７日（土）　１４：００－１７：００
場所：南城市大里農村環境改善センター（南城市大里字仲間９２８）
主催：琉球大学産学官連携推進機構、西大学院、沖縄県学校栄養士会
共催：南城市教育委員会、株式会社沖縄ＴＬＯ

１）「沖縄にあった！」人類にとって理想の健康レシピ
　東京大学大学院医学研究科公共健康医学専攻・疫学保健学講座教授　 佐々木　敏

２）チャンプル－スタディの成果を沖縄の新しい財産に
　琉球大学大学院医学研究科衛生学・公衆衛生学講座准教授　　　　　等々力　英美

３）チャンプル－スタディ給食レシピ研究開発の成果報告
　西大学院学院長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西大　八重子

４）チャンプルースタディ学校給食に対する評価と現場適用の可能性について
　沖縄県学校栄養士会会長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　根川　文枝

５）質　疑