ラオス日本留学フェア2011 報告

1.概要  日程:平成23年10月19日(水)  参加者:鈴木規之(法文学部教授)、石原嘉人(留学生センター准教授)、棚原清香(国際課 研究者交流担当)  留学フェア当日日程:   9:0013:00:ブリーフィング及び会場準備  13:0018:00:留学フェア  (13:0017:00:大会場での説明会、17:0018:00:各大学ブースでの説明会)  会場:ラオス日本センター、ラオス国立大学講堂  参加大学:名古屋大学、山口大学、立命館アジア太平洋大学、国際大学、明治大学、東京農工大学、琉球大学、上智大学  参加者数:約250 本学ブース来場者数:46 2.ブリーフィング  木下ラオス日本センター(LJI)所長のあいさつ、JICA戸谷氏からラオスの教育事情の説明、JICE金坂氏からJICEの留学プログラムについての説明があった。  現状ではほぼ奨学金等での留学だが、ここ数年GDP成長率が8%前後で推移しており、数年後には私費留学も増える可能性が高いとのこと。ラオスの教育制度、就学率、教育の現状と課題など、午後の留学フェアに際して大変有益な情報が得られた。 3.留学フェア  ラオス国立大学長のあいさつ、ラオス教育省副大臣から「ラオスにおける留学事情」、JASSOの「日本の留学生事情」のDVD、在ラオス日本大使館の石川書記官による政府奨学金に関する説明、ラオス日本元留学生協会の紹介のあと、各参加大学によるプレゼンテーションが行われた。プレゼンテーションは、英語で行われたものや、大学の紹介DVDを用いたものなど、各大学それぞれの特徴を生かし、工夫を凝らしたプレゼンテーションで、見応えがあり勉強になった。本学が次回も参加するのであれば、アイディアを練って本学の特徴を生かしたプレゼンテーションで臨むべきと考える。  大会場での説明会終了後はそれぞれの大学毎のブースでの対応を行った。開始直後は多くの学生が押し寄せ、対応しきれず焦ったが、一人ずつ座ってもらい話を聞くなどの対応をした。開始当初は賑わっていた会場も30~40分でほとんどの学生が会場からいなくなってしまったが、これは今回の留学フェアの形態によるものであったと思われる。英語や日本語が話せる学生もいたが、話せない学生も多く、ラオス語で対応できる鈴木先生と主催者側が用意してくださった通訳がいるおかげでスムーズに対応することができた。  主な留学希望者の問い合わせは、琉球大学の概要、理工学研究科の特別プログラムや短期交換留学プログラム、教育学部、奨学金についてであった。具体的には、どのようにすれば琉球大学に留学できるのか、英語で授業を受けられるプログラムは何があるのか、教育学部ではどのような勉強ができるのか、どのような奨学金に応募できるのか、自分の日本語力はどの程度なのかなどであった。  琉球大学のエコバック(黄色)が注目を集めたようで、その効果もあって50名弱の留学希望者が琉大のブースを訪れて資料を持ち帰った。配付しきれなかった資料については図書館などに寄贈され、今後も希望者に配布されるということだった。 [配付資料]  ・琉球大学大学概要:100部  ・琉球大学案内パンフレット(英語版):100部  ・琉球大学案内パンフレット(タイ語版):10部  ・留学案内リーフレット(英語版):100部  ・交換留学パンフレット:10部  ・エコバック:50部  ・平成24年度大学院各研究科募集要項:各1部ずつ(参照用として)               4.ラオス大学、ラオス大学附属小学校訪問  10/20(木)は、ラオス国立大学及びラオス国立大学附属小学校を訪問し、今後の学術および教育の交流について話し合いを持った。  ラオス国立大学では、ブンセン教育学部副学部長及びサイサモーン教育学部副学部長と鈴木先生が学術交流協定に基づく研究および学生の交流に関する話し合いを行った後、ブンセン副学部長と交換留学生の受入について具体的に話し合った。ラオス国立大学からまず1人、JASSOなどの奨学金を利用して鈴木先生の研究室で受け入れるという方向で相談することとなった。  ラオス大学附属小学校ではブンタン校長先生と鈴木先生の研究に関する打ち合わせ及び教育の協力についての話し合いの後、校舎見学をさせていただいた。        ]]>

 

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