琉球大学は、去る７月２３日に「植物防疫に関するセミナー」を那覇植物防疫事務所次席植物検疫官の河野氏と久保氏を講師として招き開催しました。

セミナーにて、植物防疫とは、植物検疫法に基づき有害な動植物の侵入を防止し、我が国の農業生産の安全及び助長を図ることを目的としたものであること、同法では、海外からの持ち込み・持ち出しはもちろんのこと国内においても一部動植物の持ち込みが規制されていること等の説明がありました。また、研究機関である大学は、法規制されている輸入禁止品を研究資材とする際には、前もって許可手続き等が必要であるということを、実際に用いられている様式等を確認しながら学習しました。

セミナーには、計５４名の学生、教員、事務職員が参加し、実際に経験した事例について相談する姿が見られるなど、同手続き等への関心の高さが伺えました。

＜講師の河野 眞治（こうの　しんじ）氏＞

＜挨拶する西田研究担当理事＞

＜セミナーの様子＞